KAWAレポ
ゼミ生による地域河川環境のミニレポート
染谷川は利根川水系・井野川支流の一級河川で、榛東村を源流とし、高崎市で井野川へ合流する延長17.4kmの川である。調査地点は高崎市新保田中町で付近に八幡神社があり、染谷川の対岸には朱塗りの橋で通じている。
調査番号
KR#005 調査員
中村優里 調査地点
染谷川/群馬県高崎市 地点概況
川の様子: KR#005 (染谷川/群馬県高崎市)
所感
私が調査した付近では、川へのアクセスが何カ所かあるものの、子供にとっては危険なのではないかと感じた。また過去に何度か洪水があり、周辺の家屋が床下まで浸水し被害をうけた。しかし、川付近の八幡神社では春に桜が咲き、橋から見る景観がとてもきれいである。小学校の行事である写生大会にも使われる場所だ。水質はあまりよくなく、遊びの場としても適していないと思うが、景観を楽しむ場としてはよいのではないかと感じた。水質
COD: パックテストで4〜6 ppmの値を示した。
水辺環境
水の見た目: 多少濁っていて川底までははっきり見えなかった。
水のにおい: 特に気になるにおいは感じなかった。
水辺の景色: コンクリート護岸だが、周辺には住宅や建造物があるためあまり違和感はなかった。しかし、草が生い茂るところにゴミが捨てられており不快であった。
水辺の安全: 川に降りられる階段もあるが、川の流れが少し早く感じたため危険だと思った。
バックナンバー
KR#001(利根川最下流域/千葉県銚子市)
KR#002(江川(利根川水系五行川支流)/栃木県真岡市)
KR#003(烏川中流域/群馬県高崎市)
KR#004(鮎川(利根川水系鏑川支流)/群馬県藤岡市)