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 KAWAレポ


 ゼミ生による地域河川環境のミニレポート
 
 
 調査番号    KR#002
     
 調査員    神山郁佳
     
 調査地点    江川/栃木県真岡市
     
 地点概況    
     
 総流域面積約16,840 km2、全長約322 km、流域人口約1,214万人の利根川水系に属する五行川の支流のひとつ、江川を調査した。江川は栃木県真岡市で五行川へ合流し、その後、茨城県筑西市で小貝川へ合流、千葉県我孫子市で利根川へ合流する。江川流域は主に農業地帯である。


 川の様子: KR#002 (江川(利根川水系)/栃木県真岡市)


 所感

 私が調査した江川は、その地域の住民しか知らないような小さな地域河川である。残念ながら、水辺や川底には多くのゴミが散乱しており、清掃などの環境活動はあまり行われていないようである。江川のような小さな河川は、町内会などで定期的に清掃を行うなど、地域住民が主体となって環境を保全していくしかないと思う。そのためには、もっと川の環境保全に関心を持ってもらえるような政策的アプローチが必要ではないだろうか。
   水質
 COD: パックテストで2〜4 ppmの値を示した。

 水辺環境
 水の見た目: 水の色は透明で、昔よりはきれいな感じがした。

 水辺の薫り: 水辺に近づくと川独特の生臭いにおいがするが、不快な感じではない。

 水辺の音: 流れは緩やかで音は静かである。

 水辺の景色: 護岸工事により、土手の所々がコンクリートである。植物が生い茂っていて雑多な印象を受ける。枯れている植物と元気な植物が入り混じっている。私には見慣れた風景なので、周囲の自然にあっているように感じる。

 水辺の安全: 時々子供が釣りをしている姿を見かけるが、場所によって足場が急なところがある。



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