2011年5月13日 最近、日本人のアメリカ留学の減少が伝えられている。私自身、高校の時から留学したかったが、意外なことに、当時は身体が弱く、母に強く反対され、留学試験を受けさせてもらえなかった。大学に入って、実際に行ける交換留学が整備されたのは、大学4年次で卒業が延びることもあって、これも選考試験の受験を断念。結局、大学院という形で留学することになったのだが、自分にとって本当によい経験となった。特に、アメリカ留学では、夫とも知り合い、いろいろな意味で人生が決まってしまったのである(!) 類は類を呼ぶというのか、留学に関心のある学生がゼミに来ることが多い。これはよい傾向である!
第二回法と言語学術大会 於:高崎経済大学 図書館ホール 日時:12月11日(土)10時から17時まで 9:30 受付開始 10:00-10:10 開会の辞 10:10-11:10 基調講演 「法と言語 ? 法言語学へのいざない」 橋内武(桃山学院大学) 11:20−12:20 口頭発表 「判決文から見た裁判員裁判」 堀田秀吾(明治大学) 「『判決文』授業を通じて考える専門家と市民のことばの関係性〜国語科における法言語教育の試みより〜」 札埜和男(京都教育大学附属高等学校) 13:20−14:50 シンポジウム 「裁判員の心に響く公判とは」 コーディネータ: 大河原眞美(高崎経済大学) 橋爪健(群馬弁護士会) 吉野晶(群馬弁護士会) 関口健太郎(上毛新聞記者・警察担当サブキャップ) 浅野祐子(ライター)
15:10−16:40 ワークショップ 「法廷通訳に関する言語学的研究の可能性を探る」 コーディネータ:水野真木子(金城学院大学) 水野真木子(金城学院大学) 中村幸子(愛知学院大学) 渡辺修(甲南大学法科大学院) 古寺惇子(スペイン語通訳者)
16:40−17:00 閉会の辞
ゼミと国際法言語論の授業で傍聴している県内初の無罪主張の裁判員裁判ですが、11月16日に論告と最終弁論がありました。11月17日の上毛新聞に公判を整理して記事が出るので、読んでください。尚、この記事を書いた関口記者は、12月11日の法と言語学会(於:高崎経済大学)にいらっしゃるので、楽しみにしてくださいね。(11月16日)
裁判員裁判(傷害致死、死体遺棄事件)
前橋地検の裁判員裁判の起訴情報から(公判予定:11月8日10時から15日正午まで)
被告人Dは,A,B及びCと共謀の上
第1 平成21年7月3日午後10時30分ころから同月4日午前1時ころまでの間、さいたま市北区内のV方室内、同所東側駐車場から同市緑区内の空き地に至るまでの間を走行中の自動車内,同空き地及び同市見沼区内の路上において,前記V(当時30歳)に対し,その頭部,顔面及び胸部等を,多数回にわたり,木刀及び鉄棒等で殴ったり,足でけるなどの暴行を加え,同人に頭部挫創及び多発性肋骨骨折等の傷害を負わせ,よって,同日午前2時ころ,埼玉県春日部市内に駐車するなどしていた前記自動車内において,同人を前記傷害に基づく外傷性ショックにより死亡させ
第2 前記犯行の発覚を免れるため,同日午前2時ころから同日早朝にかけ,前記Vの死体を前記自動車に載せて同県春日部市内から同県北足立郡伊奈町内の空き地まで運んだ上,同死体を同所に駐車した同自動車内に一時隠匿し,さらに,同日深夜から同月5日午前2時30分ころにかけ,同死体を同所から群馬県藤岡市東平井1934番地1矢場池土手まで前同様の方法で運んだ上,そのころ,同所において,同自動車ごと同死体を前記矢場池に投棄し,もって死体を遺棄したものである。
7月1日と2日
前橋地裁で行われたミ法曹三者合同模擬裁判「島拓郎」事件で、ゼミ生の三木涼輔君は、裁判員を務めました。 評議でも、しっかり市民の観点から意見を述べて貢献しました。
6月5日
ゼミ生の平典顕君は、禁煙に成功しましたので、本日研究室でその努力を称えて、賞品を授与しました。平君は、12月のゼミの忘年会で禁煙宣言をし、半年後まで禁煙が続けれられたら表彰するということになっており、見事に成し遂げました。
5月22日
5月26日のNHKの「ゆうどきネットワーク」で、大河原ゼミの学生と1年の日本語論文指導の学生が、また出演します。今回の放送は、19日の放送の拡大版です。先回の教室のシーンにいくつかのシーンが加わります。さらに、、20日に行われた前橋地裁の模擬裁判で裁判員を務めた須川恵理さんも出ます。
放送時間:5月26日(火) ゆうどきネットワーク 17:05〜18:00
5月14日
9時半から12時半まで「裁判員制度についての」NHK前橋の収録がありました。参加した学生は、下記の7名の学生です。
4年ゼミ生:
荻野優作ゼミ長と星輝明君
1年「日本語論文指導」の学生:
上條将平君、曽我弥生さん、山中皓佑君、大墨将君、福田彩香さん
取り上げた用語は、「合理的疑い」「反抗の抑圧」「事実」「自由刑・財産刑・生命刑」です。作文を書いてもらったり、クイズをしたり、意味を書いてもらったりしまいました。学生へのインタビューもありました。放送は、5月19日の「おはよう日本」の8時45分から9時までの数分間、5月26日の17時からの「ゆうどきネットワーク」です。