略歴
- 2007 年3 月
- 学習院大学 経済学部 経営学科(指導教授 米山正樹先生[現・東京大学]) 卒業
- 2007 年4 月
- 早稲田大学大学院 商学研究科 商学専攻 修士課程(指導教授 辻山栄子先生[元・早稲田大学]) 入学
- 2009 年3 月
- 早稲田大学大学院 商学研究科 商学専攻 修士課程 修了
- 2009 年9 月
- 早稲田大学大学院 商学研究科 商学専攻 博士後期課程(指導教授 辻山栄子先生[元・早稲田大学]) 入学
- 2011 年4 月
- 早稲田大学 商学学術院(商学部主担当) 助手(〜2014 年3 月)
- 2011 年4 月
- 早稲田大学 産業経営研究所 研究協力員(〜2014 年3 月)
- 2011 年9 月
- 國學院大學 経済学部 経営学科 非常勤講師(〜2012 年3 月)
- 2014 年3 月
- 早稲田大学大学院 商学研究科 商学専攻 博士後期課程 単位取得満期退学
- 2014 年4 月
- 高崎経済大学 経済学部 経営学科 講師
- (早稲田大学 産業経営研究所 招聘研究員/早稲田大学 会計研究所 招聘研究員)
- 2017 年4 月
- 高崎経済大学 経済学部 経営学科 准教授
- 2022年4月
- 高崎経済大学大学院 経済・経営研究科 准教授
長期的な研究テーマ:会計学の意味と目的に関する研究
短期的な研究テーマ:文化・慣習・法令が貸借対照表の貸方区分に与える影響
本研究の目的は、貸借対照表の貸方区分について、文化・企業慣習・法律(Sunder[2016]におけるsocial norms)が暗黙裏に与える影響を分析することである。というのも、国際化の進展に伴い、会計情報の国際的な比較可能性を向上させるべく、IASB等が時に各国の文化等を軽視して、世界的な会計基準の統一化を目指すようになった。しかし、会計は企業活動に関する貨幣的な記録である以上、各国の文化・慣習・法律等と完全に乖離して、会計基準の単一化を安易に行ってよいわけではない。
このような考えに基づき、会計基準の統一化が進行している現在でも、各国の文化・慣習・法律等が会計基準や財務会計上の基礎概念に具体的にどのような影響を与えているのかを、貸借対照表の貸方区分を題材に分析する。
本研究は、特定の個別基準(例えば、貸借対照表の貸方区分)のみに終始することなく、今後の個別基準を分析した規範・記述研究や今後の基準設定にも重要なインプリケーションが期待できる。
この問題は、財務会計の目的や、その意味へと問題が波及するため、最終的には、「会計学とは何か」を検討したいと思っています。 (ですが、ここまで自身の能力が及ぶのかは謎です…。恐らく、長期的に共同研究も含めて検討する予定です。教育のためも含めて、頑張ろうと思います。)
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- 郵便 〒370-0801 群馬県高崎市上並榎町1300 高崎経済大学 経済学部 藻利衣恵研究室