日本国憲法に関する研究

高松ゼミナール第3期生  角田 広  


Last updated ; 卒業論文(PDF形式) 『9条改正の目的を探る


1.日本国憲法に関する基礎知識

第1章 天皇

第2章 戦争の放棄
  ┗9条改正の可否


第3章 国民の権利及び義務
  ┣自由権の分類
  ┣精神的自由権の優位
  ┣表現の自由の限界
  ┗生存権の法的性質  こちら

第4章 国会


第5章 内閣
第6章 司法
  ┗最高裁判所裁判官の国民審査

第7章 財政
  ┗予算の法的性格


第8章 地方自治

第9章 改正
  改正の法的限界


第10章 最高法規

第11章 補則

内容の正確さには十分留意しておりますが、間違い、不正確な部分等がございましたら、
担当者までお知らせ願えれば幸いです。

2.研究動機

2002年11月1日に憲法調査会の中間報告が公表されるなど、近年、改憲に向けた憲法論議が盛んに行われています。

その動きは、わが国の憲法が1945年公布・46年の施行以来、一度も改正されることなく現在に至っており、時勢に合わなくなって来ているという事実と無縁ではないでしょうから、正しい動きだとも言えるのですが、しかしその一方で、護憲・憲法改正阻止を訴える人々が多数存在しているのも確かなのです。

果たして、改正は必要なのでしょうか。不要なのでしょうか。
そもそもにして、今の日本国憲法にはどのような特徴や、直すべき点があるのでしょうか。
憲法論議を考える際に、それらを詳細かつ様々な角度から見ることが不可欠であることは言うまでもないことだと思います。

私はゼミでの活動を通して、日本国憲法についての見識を深め、改正論議に対してだけでなく、憲法そのものに対して、より確かな考えを持てたらと思っています。