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酒の歴史
-人類の生活様式の変化に伴う酒の変遷-

296-171 渡辺 拓朗

全ての酒には歴史がある。

元来、偶然によって地球上に現れた酒。しかしそれが人類の手によって製造され、広く飲まれるようになったのは、必然である。

その必然性の真にある歴史に興味を抱くようになったのは、実際長くアルバイトとして、ホテルバーに勤務し、酒と関わる機会が多かったことに起因する。

酒に関する多くの書物を読み進めるうち、発音や言い回しの違いにより、ストレートに理解できるものが少ないことに気がついた。そこでいつからか、自分の言葉でそれらをまとめ、より深く酒の歴史を知りたいという欲が出てきた。これは、今後もバー文化に関わってゆくであろう自分自身のための、酒に関する事典である。

まず酒の種類ごとに、その発生から発展までの歴史をまとめた。

次に飲酒文化について検討した。

世界各国を通しての通文化的飲酒の事柄、各国においての酒の消費量を比較し、飲酒文化の今後の流れを考察した。

多くの酒は、人類の文明の発展に大きく関わっていることがわかる。例えば、それは国家の成立や滅亡により、また、当時の人々の生活背景にも大きく関わっていた事も明らかである。

酒は人類とともにその姿を変えて共存してきた。同時に酒の文化も変化し続けて釆たのである。



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