高崎経済大学経済学会長 矢野 修一

 高崎経済大学は、おかげさまで2010年に開学53周年を迎え、全国型公立大学としてその名をとどろかせております。卒業生は2009年3月現在、約2万7000名を数えるまでになりました。

 本学会も約50年の歴史を誇ります。1959年3月に「紀要」を発刊し、1963年以降は、現在のような学会組織となりました。これまで歴代会長の下、学術研究の振興、研究成果の公表、社会への還元が行われ、高等教育機関・研究機関としての本学の名声が高められてきました。2010年4月より、高崎経済大学経済学会長を拝命いたしましたが、諸先輩方の営為を引き継ぎ、学会活動を支えていく所存です。

 正会員たる経済学部専任教員の研究分野は、 もちろん、経済学、経営学に関連するものが多いのですが、狭くそうした領域にとどまらず、様々なメンバーが多様な研究テーマに取り組んでいます。高崎経済大学経済学会では、こうした会員組織の特性を生かすべく、学会誌『高崎経済大学論集』、学術講演会、定例研究会の場を活用して「議論の文化」を盛り上げ、相互交流を促していきます。多様な学問分野、研究テーマの橋渡し役となり、各自が狭く専門領域にとどまっていてはけっして生み出されないであろうような成果を導ければ、本学会の存在意義はますます高まることでしょう。

 学生会員向けには、上記プログラムのほか、『Intro〜学びへのいざない』の編集・発行、卒業論文集の印刷費補助等により、学習・研究を支えてきました。今後はさらに支援プログラムを拡充し、本学の主役たる学生の学習・研究をサポートしていきます。

 高崎市立高崎経済大学は、2011年4月をもって「公立大学法人高崎経済大学」に移行する予定です。それに伴い、経済学会を取り巻く環境も変化していくと予想されますが、財政的な持続可能性を確保しながら、学会に期待される役割を果たしていかなくてはなりません。会員の皆様方のご協力を得ながら、課題に取り組む所存ですので、ご指導・ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。





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