大学院受験のための勉強, first step

来日前でも,できることはやっておこう。

経営学の教科書

大学院入学試験の募集要項に記載された, 指定の教科書(課題図書・参考図書)を買って勉強する。 大学の時に経営学を専攻していない人は,教科書を丸暗記するように勉強する。時間が限られているので,知識を詰め込む。

過去の入試問題を解いてみる

様々な大学の大学院では,過去の入試問題(過去問)を提供していることがある。提供(入手)方法は大学によって違う。

先ずインターネット上で公開されている過去問を集める。 日本全国の大学のwebsiteを順番に丁寧に見ていこう。 目標にしているランクの大学だけでなく,上から下まで全て。 各大学からインターネットで公開されている過去問は全て集めてしまおう。 有料サービスの利用は財布と相談。

そして入手した過去問を教科書を見ながら解いてみる。 入学試験本番での解答は手書きなので,練習でも手書きが望ましい(が,下記参照)。 付箋紙を使って,教科書の使った場所に印を付ける。付箋紙には大学名と出題年度を書く。

1回目は,教科書を見ながら,解答をA4の紙に書く。1問あたり1枚。
2回目は,1週間後に教科書を見ないでもう一度解く。 教科書を見て答え合わせをして解答を書き直す。
3回目は,1ヶ月後に教科書を見ないでもう一度解く。

3回解いたら,1・2・3回目の解答の紙を並べて,自分の進歩を実感する。 最後に,教科書を見て答え合わせをして解答を書き直す。

集めた過去問を全て3回解いたら, 教科書の付箋が付いていないページを読んで勉強する。

日本語および英語

私は指導できません。自分で勉強を進める。 英語はTOEIC。

発音練習は, (1)自分の発声を録音して,聞き直す。 (2)PCの音声認識機能で話しかけ,認識させることができるよう,練習。 参考資料 Sugata Mitra (2010) The child-driven education. TEDGlobal 2010, TED, https://www.ted.com/talks/sugata_mitra_the_child_driven_education . 特に2分46秒から。

答えの分量

大学院入試の問題への答えは分量が多い。 何文字くらい書けば良いのだろうか。 実際には解答欄の大きさで変わってくる。 小さめの解答欄があれば,紙1枚にいっぱいの解答欄もある。 字数が少なめでも多くても対応できるように準備しておく。 一つの問題につき, 200字弱, 400字弱, 1200字程度, と3種類の答えを作ってみるのはどうだろうか。

「新聞記事の書き方」 が参考になる。

先ずワープロで文章を書く。字数を把握しながら。手書き文字の練習は別途行うのが良い。 自分が書いた日本語の文章のチェックには,無償で使える機械翻訳のウェブサイトを使おう。


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