第二十三回発表 給湯設備
199-265 高橋 計永
給湯設備
ガス・石油・電気などを使って沸かしたお湯を、必要な場所に供給する設備。
一般的な給湯温度は、使用温度よりも少し高い60℃〜70℃くらい。
給湯方式
・中央方式
1ヶ所に貯湯式の給湯ボイラーを置き、配管で必要な場所全てに給湯するもの。
一定温度に保つため、給湯管と返湯管、循環ポンプを設置する必要がある。
大規模なビル、病院、ホテルなどに利用される。
・局所方式
台所、浴室、洗面所など独立してお湯を使う場所ごとに湯沸かし器をつけるもの。
貯湯式や瞬間式などがあり、一般住宅での3〜4ヶ所給湯はこれに含まれる。
給湯温度
使用目的によって適温が異なるため、飲料用以外は60℃〜70℃で給湯し、混合水栓で
水と混ぜて適温にするのが経済的で設備の耐久性もよいと言われている。
用途別給湯使用温度 |
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用途 |
温度 |
飲料用 |
90〜95℃ |
浴用 |
40〜45℃ |
シャワー |
43℃ |
洗面手洗い用 |
40〜42℃ |
厨房用 |
(一般)45℃ |
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(機械洗い)70〜80℃ |
洗濯用 |
(絹・毛)33〜37℃ |
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(綿など)49〜52℃ |
《参考図書》
・よくわかるインテリア (株式会社アド・コンサル)