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◇情意評価と行動評価
情意評価 従業員の仕事のへの取り組み姿勢や意欲が評価の対象となる。
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規律性 組織のルールや慣習に従って業務を遂行しているか
A
責任性 指示命令されたことを最後まできちんとやり遂げようとしたか
B
積極性 新しいことへの挑戦や自発的に仕事の改善および工夫を行っているか
C
協調性 他者の仕事の支援や業務の連携を図っているか
Ex)家電量販店 出来る限り高価なパソコンを販売するのではなく、
値段が安くても顧客の使用目的を満たす商品を勧める工夫をしている店員を評価する
行動(コンピテンシー)評価 成果に直結するコンピテンシーと呼ばれる能力がチェックされる
コンピテンシー ・・・ 特定の職務で高い業績を発揮する行動特性のこと
職能は職種共通の尺度を用いて設定される一方、コンピテンシーは職務や職種ごとに細分化して定義されたスキルや知識、行動を指す。仕事と密接に関連した能力や行動である点が特徴。
また、それらの知識やスキルは優れた成果を生み出すものに限定される。
一般的にコンピテンシーは卓越した業績を発揮する人と平均的な人とで、仕事における行動面で何が決定的に違うのかを面接を通じた情報収集により明らかにされる。
たまたま特定の状況で確認される行動でなく、高業績者が一貫して安定的に示す行動や業務を行う際に活用している知識やスキル。
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最終成果が具体的にイメージできる
A
実際の仕事場面で確認される能力(顕在能力)である ことがポイントになる。