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◆人的資源管理
人的資源管理とは、企業が収益を獲得するために重要な要素の1つ、労働者を管理するための一連の活動のこと。
労働者ひとりひとりが企業にとって有意義な活動を行うこと、企業全体としてうまく調整・調和のとれた状態であること
により、企業活動の存続は可能になる。
経営学において労働者を管理するということ
管理<management>に含まれる活動
・計画 plan
・執行do
・統制 See
人事部(Human
Resources)・・・人的資源管理活動を行う部署
役割 1人員を雇い入れる
A人員を育てる
B仕事に就かせる
C仕事の結果を評価する
D処遇を決める
◆人的資源の特徴
人的資源は生身の人間である
思考、学習を繰り返しながら成長していく主体的な存在
採用当初より質が高まり企業に対してより大きな貢献ができる可能性を秘めている
⇒企業 人的資源の潜在力をのばす
感情・感覚
管理者の好き放題には使えない 反乱行動や退職の可能性
⇒管理者 管理対象である人間に対し十分な配慮が必要
モノ・カネ・情報等の経営資源≠人的資源
人的資源のマネジメントは他の資源の管理以上に難しい
イノベーションが起こりにくい
例)生産管理(品質管理)分野・・・QCC(Quality Control Circle 品質管理サークル)
TQC(Total Quality Control全社的品質管理)
TQM(Total Quality Management 総合的品質管理)
10年に一度くらいの頻度で新たな発想法が編み出されてきた。
人のマネジメントに関する分野では起こらなかった
人的資源管理の諸理論が明らかにした最大の発見
・人は単調な反復的作業ばかり就いているとやる気があがらない・・・ので
・たまには仕事を交代する
・仕事範囲を拡張する
・自分の能力より少し高めの挑戦的な仕事を与えられる
方がやる気があがり、効率も上がりやすい。
あたり前のように思える事実
人的資源管理においてこれ以外の発見は未だに不確定さをはらんでいて今後さらに追試が必要な命題ばかり。