ギリシャ危機5 2012/01/27
108-085 大野 瑛介
ギリシャの地下経済
地下経済とは、正式な統計に表れない経済のことである。多くは脱税であり、性質上その正確な規模を知ることは難しい。
OECDの推計では、ギリシャの地下経済規模は2007年時点でGDPの26.5%。ユーロ圏の地下経済が15%であると考えると非常に大きいといえる。日本は約11%、アメリカは約9%である。
ユーロ離脱
ユーロ圏財務相会合のユンケル議長が、ギリシャがユーロ圏を離脱した場合の方策について、ユーロ圏が取り組んでいることを明らかにした。ギリシャはユーロを離脱する可能性はないとはいえないだろう。
そうした場合、ギリシャは固有通貨を作り、大量に通貨を刷れば、一先ず事態は収束する可能性もある。
しかし、そうした場合、イタリアやスペインといった財政が悪化しているEU諸国が信用を失うことが予想される。それにより第二のギリシャが現れる危険性もある。
参考資料
http://flipf.blogspot.com/2011/12/blog-post_16.html(閲覧日2012/01/27)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK801757020111103(閲覧日2012/01/27)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-23978020111103(閲覧日2012/01/27)