マレーシアと日本の関係   2010/11/19 108-085 大野 瑛介

 

下図は日本のマレーシアに対する投資の推移と各国ごとの比較である。1リンギがおおよそ26円程度である。

対マレーシア直接投資(製造業向け)

対マレーシア直接投資(製造業向け)承認額ベース【単位:億リンギ、出典:MIDA(マレーシア工業開発庁)】

対マレーシア投資(製造業向け)上位5ヵ国(2009年)

対マレーシア直接投資(製造業向け)承認額ベース。【単位:100万リンギ、出展:MIDA(マレーシア工業開発庁)】

 マレーシアにとって、日本は、第4位の輸出相手であるとともに、第2位の輸入相手となっている(2009年)。一方で、日本にとって、マレーシアは、第12位の輸出相手であるとともに、第9位の輸入相手となっている(2009年)。

  1980年代後半から、安定した政治状況と安価な労働力、円高の影響で多くの日系企業がマレーシアに進出。中国の台頭もあって相対的には減退しつつも、依然として最大の投資国となっている。また、マハティール首相の東方政策により、日本はこれまで12000名程の留学生、研修生を受け入れており、マレーシア経済の発展に貢献している。

 

参考資料

外務省ホームページ

http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/malaysia/kankei.html