H22.10.8
107-455 村山 欣央
アンテナショップ運営について(2)
前回に引き続き、アンテナショップを運営した際の諸事項について考えていく。
実際にアンテナショップを構えるのに必要な経費について2
2運営にまつわる諸費用
店舗運営時にかかる諸費用としては、
・テナント料 ・人件費
・商品仕入費用 ・広告宣伝費
等が挙げられる。その他に税金などの支払いがあるが、公営の場合、どのようになっているかは不明。また、店舗改装や備品購入といった投資に対する内部留保については、不採算・公営が多いアンテナショップの場合、その資金が確保できていない可能性が高い。
諸費用の試算を試みたが、具体的な金額を確定できるのはテナント料のみだった。商品の仕入れは委託販売によるものもある。
品揃えについて
基本的には食品が中心である。その他工芸品、装飾品等を扱う場合もある。
地方自治体のアンテナショップの機能と運営に関する研究 今井 亮輔(2005)より
具体的な商品としては、
・農産物加工品 ・酪農品 ・調味料
・酒類 ・土産類 ・工芸品
等がある。土産類、工芸品よりもリピーターを得やすい商品が多く、各店舗での運営努力が見られるが、店舗によって品揃えは大きく異なる。
店舗の売上高に関しては上表の営利型に当たる店舗で大きい。立地もあるが、生鮮食品が多く、リピーターの獲得に成功していると考えられる。
参考文献・URL
http://www.soc.titech.ac.jp/~nakai/paper/m_imai.pdf
地方自治体のアンテナショップの機能と運営に関する研究 今井 亮輔(2005)
http://ja.wikipedia.org/ ウィキペディア