H22.9.2
107-455 村山 欣央
インターネット通信販売の戦略と活用(2)
前回に引き続き、地域ブランドとは直接関係ないが、インターネット通信販売での販売戦略について確認する。
これまで「高知まるごとネット」を中心に、地域ブランドネット通販の販売ノウハウを見てきたが、それ以外の一般的なノウハウについて見ていく。
各商品の検索
普通通信販売のインターネットサイトは、目的の商品を素早く見つけられるようにカテゴリー分けを行ったり、サイト内検索を行えるようにしたりする。
カテゴリー分けだけでなく、すべての取扱商品を検索、確認できるようにした方が、ユーザーアクセシビリティが高い。その際に検索結果を自由にソートできると更に良い。
また、商品にその目的、サイズなどの情報を「タグ付け」し、そのタグ付けした単語で商品検索を行えるようにするのも効果的である。
例
カテゴリー分け
・工芸品 ・食品 ・日用品
→・米 ・肉 ・青果
→・牛肉 ・豚肉 ・鶏肉
→・和牛 ・国産牛 ・輸入牛
サイト内検索
酒で検索
→各アルコール飲料の他に「酒かす」、「甘酒」等も検索結果に出る
「酒」のつく商品をすべて検索対象にするため、商品名や煽り等に「酒」がある商品([酒田市産○○]、[酒のつまみ]等)も検索結果に出ることがある
それを防ぐために、カテゴリー内検索があると効果的
タグ検索
酒で検索
→各アルコール飲料が検索結果に出る
※タグ検索は、タグ付けされていない商品は検索結果に出ないので、アルコール飲料でもタグ付けされていない商品は検索結果から外れる
ギフト用で検索
→ギフト用の様々な商品が検索結果に出る
複数のタグを登録しておくと、顧客対象が広がる
商品のソート(並べ替え)
・価格の高い順、安い順 ・発売日が新しい順、古い順