H22.1.29
107-455 村山 欣央
茨城県の地域ブランド
平成22年度の研究は、「いかにして茨城の地域ブランドを売り出すか」を中心に行う。その前に、どのような地域ブランドが茨城にあるかを再確認する。ここに挙げるものが全てではなく、取り上げるかも未定だが、参考として行う。また、今回扱う「地域ブランド」は、地域が特定できる(連想される)ものとして、地名の有無は問わない。
茨城県内の地域ブランド
名称 |
場所 |
内容 |
備考 |
常陸牛 |
県内全域 |
食材(牛肉) |
厳しいブランド管理が行われている。 |
ローズポーク |
県内全域 |
食材(豚肉) |
ブランド豚のひとつ。 |
奥久慈しゃも |
大子町 |
食材(鶏肉) |
卵も食用として利用される。 |
アンコウ |
県内漁港 |
食材(魚) |
吊るし切りで有名。 |
れんこん |
霞ケ浦周辺 |
食材(青果) |
生産量日本一。 |
メロン |
県北以外 |
食材(青果) |
生産量日本一。 |
水戸納豆 |
水戸市 |
食材 |
茨城の代名詞的存在。 |
笠間焼 |
笠間市 |
工芸 |
陶芸。 |
結城紬 |
結城市周辺 |
工芸 |
織物。 |
偕楽園 |
水戸市 |
観光地 |
日本三名園。 |
袋田の滝 |
大子町 |
観光地 |
日本三名瀑。 |
水郷 |
潮来市 |
観光地 |
千葉県香取市と同じ地域内。 |
カシマサッカースタジアム |
鹿島市 |
施設 |
他の競技場より設備が良く、グルメスタジアムとして知られる。 |
特定のブランド名を持たない食材に関しては、「地域ブランド」として売り出すためにブランド名などの検討が必要である。また、牛肉は他の食材よりもブランド力があるとされており、それに準ずる豚・鶏肉のブランド力も比較的高いと考えたため、提示している。
観光地については既に完成されているが、付加価値などで更に知名度を上げることが可能である。ごく最近のニュースなどによれば、大河ドラマの誘致合戦が起きているなど、さまざまな方向から新観光地開拓や、より知名度を上げるための活動が行われている。
参考文献・URL
(2005)『新たなる発見 茨城の地域財産』茨城新聞社
博報堂 地ブランドプロジェクト(2006)『地ブランド』 弘文堂
http://ja.wikipedia.org/ ウィキペディア