H21.12.11

107-455 村山 欣央

地域おこし

 

 地域おこしは地域を活性化させること。主に地域経済の発展を目指すもの、伝統芸能・産業の保存・宣伝活動を行うものがある。近年、地域おこしは後者よりも前者を行う例が増えてきたと実感している。

今回は最近の地域おこしを例に、その活動が地域に与える効果について考えたい。

 

1.岡山県美咲町

  たまごかけごはんを販売する「食堂かめっち。」を第三セクター方式で平成201月に開業。平成216月には来場者が10万人を突破した。米、醤油、器、みそ、漬物等も地元産でそろえる徹底ぶりで、タレも独自に開発した。

  商業面でみると、それほど大きい数字は出ないが、原材料を地元でそろえるため、地域経済活性化という名目ではかなり貢献している。

 

2.茨城県龍ケ崎市、静岡県三島市、富山県高岡市

  3市はコロッケによる地域おこしを行っており、平成2011月に「三コロ会」を結成。また、各市長が高岡市でのB級グルメ博、竜ヶ崎市での商業祭で交流している。

コロッケには地元特産品が使用されており、こちらも地域活性化に一役買っている。

 

3.徳島県徳島市

 潟Xクウェア・エニックスのニンテンドーDS用ソフト「ドラゴンクエストIX 〜星空の守り人〜」のすれ違い通信(ゲーム機のWi-Fi機能を使った通信)を利用した「すれ違い通信フェス」が今月13日に開催される。大学生グループによるイベントで、和歌山県などで前例があるらしい。その他に国内各都市の女の子を撮影したフリーペーパー「美少女図鑑」の先行配布等も行われる。

 商店街に人を呼ぶ、という名目で開催されるが、どの程度地域活性化に役立つかは不明。但し、大学生グループが地域活性化のために活動すること自体はよいと言える。

 

参考URL

http://sankei.jp.msn.com/politics/local/091209/lcl0912090857000-n1.htm          MSN産経ニュース

http://www.town.misaki.okayama.jp/kankou/tamago/                                        食堂かめっち。

http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/T20091121202.htm                         富山新聞

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0912/10/news083.html                           IT media News

http://ja.wikipedia.org/                                                                                            ウィキペディア