H21.5.29

107-455 村山 欣央

茨城県の交通網

 

 前回の考察にあった交通について詳しく見てみたい。交通網の整備は運輸の基本であり、在住者だけでなく訪問者にもメリットがある。目的地までの所要時間が短くなれば、目的地での行動時間が増えるので、観光にとって重要なことだといえる。

 

1.道路

 茨城県の主要道路として国道6(通称ろっこく)がある。6号は東京都から宮城県に続いており、茨城県を縦断している。主に南北へ移動する際に利用されるが、県内では恒常的に渋滞する地域が多い。また、北関東をつなぐ国道50(前橋市〜小山市〜水戸市)も渋滞になる区間がある。主要道路での渋滞は観光だけでなく在住者の生活にも影響が出るので、改善するべきだろう。

 路線バスは人口が集中している地域以外では多くない。

2.有料道路

 茨城県の有料道路は高速道路を除いて七つある。そのうち利根川をはさんで千葉県に続く道路が3本ある。

高速道路は四つある。そのうち常磐自動車道は国道6号、北関東自動車道は国道50号と並走している。国道の渋滞を避けたいなら高速道路の使用が無難である。北関東自動車道は部分開通で、すべて開通すれば群馬〜茨城間のアクセスは飛躍的に向上する。

3.鉄道

 茨城県の主要鉄道はJR常磐線で、県を縦断している。その他複数のJR在来線、私鉄等がある。2005年につくばエクスプレスが開業し、県南、県西部の東京方面の鉄道の利便性は向上した。一方で県北の山間部などは鉄道の利便性が低い。

4.海上交通(フェリー)

 現在は商船三井フェリーにより大洗〜苫小牧間で運行されている。

5.空港

 現在茨城県に空港はないが、小美玉市の百里飛行場が茨城空港として20103月に開港予定である。すでに旅客ターミナルの建設は着手されている。県は空港による経済波及効果を年間300億円と試算している。

 

 ※誤った記述を避けるため、利用したことのない交通網についてはあまり触れていない。

参考URL

http://ja.wikipedia.org/                                                                      ウィキペディア

http://www.i-road.or.jp/                                                                      茨城県道路公社