住宅ローン商品のまとめ@

107-404    堀口 拓海

 

今回から前期分の発表で調べた住宅ローン商品の特徴を整理する。しかし、金融機関の数だけ存在する商品を全て取り上げる事は出来ないので、私の地元の群馬県の中からエリアを絞ったものと、全国の民間金融機関でも人気のあるものをいくつか紹介する。

 

※全国の金融機関で取扱い可能な商品

住宅金融支援機構の商品(フラット35・フラット50)

 ・全国のほとんどの金融機関から申し込みが可能となっている商品。ただし国が単独

  で取り扱っているわけではなく、民間金融機関と住宅金融支援機構の提携という形

  をとっている。(直接融資の形態をとらないのは民業の圧迫にならないようにするた

  め。以前は「つみたてくん」という債券があった)

 ・内容のより優れた派生商品になれば、条件面で厳しさが出てくるものの、保証料・

  保証人一切必要なし、民間金融機関では数万円はかかる繰り上げ返済や返済条件

  の変更での手数料もかからないなど利用条件はかなり甘め。金利面などでも民間

  金融機関のものより良い事が多く、融資条件もラインが低く限度額も多いため、

  「利用しやすさ」が売りになっている。

 

 

住宅金融支援機構が提供する商品は「長期・固定金利の住宅ローン」であるため、国が取り扱っているという性質上、うまく利用出来れば、経営状況が景気によって変化する民間金融機関に比べ、安定感が高い商品であると言える。政府もフラット35の誕生以降、その利用条件を次々と緩和して、年間所得の低い人でも利用しやすいようになってきている。この辺りは注意が必要だと思うが、今ある住宅ローンの中では最も私たちに身近な商品となっているのではないだろうか。

 

 

参考URL

長期固定金利住宅ローン「フラット35」

http://www.flat35.com/index.html