サブプライムローン問題A

107-404    堀口 拓海

 

サブプライムローンの利用方法

 前回説明したとおり、基本的にサブプライムローンは貸付利率が通常の住宅ローンに比べて高くなり、貸付者が取る信用リスクも高くなる。そのため、貸付側としてはリスク分散を行うなどして対処をしていた。一方で借りる側としても、最初の2年ほどは金利が低く固定されるものの、それ以降は大幅に金利が高くなり、なおかつ変動金利が採用される仕組みになっているため、購入した住宅の価格が値上がりした時点で、その住宅を担保にローンを借り増して対応したり、信用力が高い個人向けの「プライムローン」に借り換えを行い、金利負担を軽減するといった措置を講じていた。

 

 

サブプライムローンの運用について

 サブプライムローンは一般には、回収リスクの一部を回避・転嫁する目的で小口証券化され、さまざまな金融商品に組み込まれ国際的に販売されていた。これはRMBS(住宅ローン担保証券)と呼ばれ、主にヘッジファンドが購入していた。特徴として、米国債に比べ、利回りが高かったことが挙げられる。そのためこのRMBSの投資額は徐々に膨らんでこととなった。やがてRMBSは投資信託や一般投資家向け金融商品の中にも含まれるようになる。これがやがておこるサブプライムローン問題の重要な要因の1つとなる。

 

 

 

参考文献

Wikipedia

http://ja.wikipedia.org/wiki/

Man@bow

http://manabow.com/qa/subprimeloan.html

解決!「サブプライムローン問題」とは?

http://allabout.co.jp/career/jijiabc/closeup/CU20070819A/index2.htm