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107-387 藤澤桃美

 

着付けの準備@

 

*着付けの前に揃えるもの

@     きもの用下着

 きもの用スリップは、洋服のスリップと同様、肌着として着用する。これ1枚で裾よけも兼ねているので便利。上半身は晒の肌着、下半身は裾よけ、の二部式も一般的である。胸元、衿元の乱れを防いでくれる和装ブラジャーもある。

 

A     長襦袢

 下着の上、きものの下に着るもの。長襦袢の衿の部分に半衿を縫いつけて衿芯を入れて着るのが一般的。きものの衿から長襦袢の半衿が見える。

 

B     衿芯

 長襦袢の半衿部分に通す芯。衿の形が綺麗になる。プラスチック製のもの、メッシュ状のものなどがある。

 

C     コーリンベルト

 内衿をクリップ部分ではさんでベルトを背中にまわし1周させて、もう一方のクリップで外衿をはさむ。衿元の乱れを防ぐ。

 

D     腰ひも

 上級者は1本でも十分着ることが出来るが、初心者には23本必要になる。

 

E     伊達締め

 胸元を押さえる、幅の広い着付け用のひもの一種。なくてもきものは着られるが、あると着崩れしにくくなる。

 

F     きもの

 とっておきの「最初の1枚」を用意する。