2009.9.25 ()

106-415 松井光

 

「ウェルテル効果」

 

 

ウェルテル効果とは、簡単に言えば、一般的に知名度や人気の高い人間が自殺すると、連鎖的に自殺が増えてしまう現象を指す。連鎖自殺、誘発効果、ドミノ連鎖とも言う。

「ウェルテル」効果という名は、若き頃のゲーテの名著『若きウェルテルの悩み』という作品の主人公ウェルテルに由来する。物語の中でウェルテルは最終的に自殺をするが、そのことによりヨーロッパで自殺が流行し、ここからこの名が生まれた。

 

日本での有名なウェルテル効果は、1903年の藤村操の自殺に端を発するものである。「人はなぜ生きているのか不可解也」(人生不可解也)と、客観的に見れば理由にならない理由で自殺、それを真似する青少年が増え社会問題になった。また、198648日にアイドル歌手の岡田有希子が18歳で自殺すると、やはり同世代の若者の自殺が増えた。その他にも1998年にもX Japanhideが自宅で急逝し自殺したと報道されると、ファンの女性の自殺が増え、YOSHIKIなど他のメンバーが警視庁の要請で自殺を思いとどまるように記者会見まで開く騒動となった。

 

これらの現象ではただ後追い自殺をするのではなく、自殺した人間と同じ手法で自殺しているという点が特徴的である。ウェルテルの時代はウェルテルと同じ格好(褐色の長靴と黄色のベスト、青色のジャケット)で同じ手段(ピストルによる)を用いて自殺をしている。岡田の時も、岡田本人と同様の手段である飛び降り自殺が増えたと言うべきであろう。hideの際にも前出の二例と同様の傾向が見られる。

 

 

 

 

 

 

 

 

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