日本アニメの海外輸出A

20091218

106259 高井陸雄

 

日本国外に輸出されるアニメが人気という面において評価を受けるかどうかは地域や政治体制によって差が大きい。例として「一休さん」は仏教文化圏の東南アジア、「キャプテン翼」はサッカーが国技であるブラジルで人気となった。また1979年頃のマルコス政権下で「ボルテスX」が放送された。これは最終話で貴族階級に対して民衆がクーデターを起こすというストーリーが問題視され最終話のみが放送中止となった。

日本のアニメはまず日本国内で収益を上げることを目標としている作品が多く、基本的には日本人の文化や風習に馴染む世界観やストーリーが多く見受けられる。だが作品を輸出する先の国々には様々な文化や風習がある。それらには固有のモラルや放送禁止用語が存在する。したがって日本で人気のある作品でも国によっては放送すらできない場合がある。不適切な表現として卍マークやエッチなシーン、残酷なシーンや下品なせりふなどは海外放映用に再編集されることになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

参考文献・URL

廣済堂「これがアニメビジネスだ」多田信、2002

 

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1%E3%81%AE%E6

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