作画@(原画)
2009年5月29日
106−259 高井陸雄
作画には原画・動画・彩色の工程があり、このうち原画と動画を担当するスタッフをアニメーターと言う。原画は動きの基本と言える絵である。例えば1カットの中で10枚の絵が必要な時、その中で動きを表すのに適当な枚数(例えば3枚)が原画となる。言い換えると動きを作るための絵が原画である。
原画担当のアニメーター(原画家)は絵コンテの指示に従って実際の動作をイメージしながら絵を描く。そのため人間やあらゆる自然物を様々な方向からイメージし、絵に描くという能力が必要になる。したがって原画は比較的ベテランのアニメーターが担当することが多い。
原画を書いたあとに原画家は「タイムシート」と呼ばれる表を作る。これにより原画と原画の間に何枚の動画を入れるか、決めポーズの静止は何コマにするか、などの細かな指示が動画担当のアニメーター(動画家)に送られる。
またそれとは別に原画は原画監督の下に送られ、キャラの配置や等身が合っているか、演出の意図通り、打ち合わせの通りに描かれているか、タイミング、セリフ合わせ、構図や演技は正しいか等、細部までチェックが行われる。
参考文献
平凡社新書 『アニメーション学入門』津樫信之、2005
誠文堂新光社『アニメーション制作の教科書 アニメーション・バイブル』2009