声優の代役
2008年10月3日
106-259 高井陸雄
声優といえど人の子である。病気にかかることもあれば、不慮の事故に遭遇する場合もある。妊娠すれば出産の期間は仕事が出来ない。とはいえ声優がいなければアニメは作品として成立しない。もし放送中の作品に参加している声優が急に仕事が出来なくなった場合、製作者サイドはどのような手段を講じるのか。
声優の現場復帰にそれほど時間がかからないと見込まれた場合、一時的な代役を立てる場合がある。ただそのキャラクターの作品における重要度しだいでは、担当声優の復帰まで出番が全くない場合がある。
例として、林原めぐみは2004年夏に産休を取っているが、既に長期にわたってレギュラーだった「ポケットモンスターアドバンスジェネレーション」の「ムサシ」役は平松昌子が代打、「名探偵コナン」の「灰原哀」役は出番なしという対処がとられた。
また、井上喜久子は1998年春に休暇を取っており、「ああっ女神さまっ 小っちゃいって事は便利だねっ」の「ベルダンディー」役は岡村明美が代打として出演している。(代役期間14話中出演は5回に満たず)
いずれにせよ作品が長期にわたって続いているものほど、キャラクターのイメージがファンの間で確固たる物になっているため、元の声優の復帰が前提とされる場合、代役の台詞は最小限となる。
参考URL
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1318355183
林原めぐみさんの産休について
Wikipedia[ムサシ (アニメポケットモンスター)]