アニメ検定について
2008年6月27日
106-259 高井陸雄
2007年11月23日、第一回アニメ検定が東京で行われた。アニメ検定とは正しくは「全国総合アニメ文化知識検定試験」の略称である。これは『「アニメファンの底辺拡大」「アニメクリエイターの育成支援教育」「アニメ業界志望者への知識啓蒙」』を目的として実施されたものであった。等級は1〜5級まで存在し、第一回検定では3〜5級の試験が行われた。
試験の内容は15の分野に分かれており、アニメの作品や物語だけでなく商品の流通や世界の動向、歴史や技術といったアニメに関する幅広い知識がなければ合格するのは難しい。1級のレベルは、アニメ評論家が検定を受けるのが妥当であるとされる。
この検定は始まってからまだ1年経過しておらず、就職などにおいてどれほどの影響を与えるかは未知数である。そのため記念受験やネタとして受けた人も少なからずいたようである。
次回の検定は2008年11月23日に行われる予定となっている。
参考文献
アニメ検定実行委員会『アニメ検定公式問題集2007』2007、小学館プロダクション