平成21年9月8日 (金)
106−237 鈴木 龍也
低玉貸しの更なる進行―大型店の低玉貸し化―
以前、ダイナムが全館1パチ5スロの店舗を展開していることを上げたが、大阪の摂津において、あのマルハンが全館1パチ5スロの「マルハンライト館」(400台)をオープンし話題となっている。
マルハンメガシティとして、通常のマルハン摂津店とマルハンライト館が併設されている仕様となっている。
しかし、あの業界最大手であり、低玉貸し否定派だったマルハンが全館1パチ5スロの店舗を開店するに至った要因は何だろうか。
考えられる要因は2つある。
1.概存プレーヤーのつなぎとめ
パチンコを打ちたいけどお金が無い。そういった層を繋ぎ止めるための手段として1パチ5スロが効果的である。
実際、低玉貸しがここまで主流になった状況で導入しない手は無いと考えたのだろう(現在はほぼ同じユーザー数に)
パチンコはギャンブル=大きなお金のやりとりが無ければ面白くないと考えるヘビー層が居ることは確かだが、今の時代の流れから、パチンコを遊びの一環として捉えるライト層へ移行する人が多い。
また、パチンコを打つのは怖いが興味がある(キャラクターやゲーム性に)といった層も増えてきている。
ゲームセンター、携帯アプリ、ゲーム(オンラインを含む)の需要を考えてもその傾向は顕著。
2.新規・スリープ層の引き起こし
新規遊技者や1度やめてしまった人を新たに呼び戻すのに、低玉貸しが効果的であるという見解から導入を決定したのではないか。
実際低玉貸しを導入した地域のユーザー数が増加傾向にあるのではとの指摘が多く起こってきている。(正確なデーターは把握できないのであくまでも予想)
強い店ほど低玉貸しには疎かった。そのため、マルハンでも低玉貸しの傾向を強めるために今回の全館低玉貸しを行ったのではないか。
<参考URL>
http://ameblo.jp/playnow/archive6-200908.html#main