平成21年7月24日 (金)
106−237 鈴木 龍也
低玉貸しの更なる進行―0.5円パチンコの登場―
昨年8月、東京都足立区にある「ピーアーク竹ノ塚店」にて業界初となる0.5円パチンコが導入され話題を呼んだ。
その名の通り、1玉50銭にて遊戯ができるシステムで、先行している1円パチンコのように広まるかどうかが注目されている。
しかし、1円パチンコの時にも言われているように、低玉貸しはお店の経営にとって大変苦しいものである。
0.5円パチンコ ・・・ 平均玉単価 0.1
平均アウト:30000(仮定) 想定売上:3000円
粗利設定:40% ・・・ 想定台粗利:約1200円
以上を見ると、0.5円では仮に粗利40%をとっても1台約1200円しか儲けにならない。
新台の値段の高騰や人件費、設備費を考えても到底運営できる売上とは思えない。
しかし、あまり粗利をとりすぎてしまうと、客付きが悪くなり本末転倒。
結果、破たん・・。(低玉貸しのジレンマ)
※行うことができるとすれば、平日でも稼働率70〜80あるような大型店。それ以外は実質不可能。