平成20年12月19日(金)
106−237 鈴木 龍也
パチプロは本当に食えるのか?
1.食える人は食える(かもしれない)
―最低限必要になってくる勝つための条件―
T.就職していなくて、時間がたっぷりあること。
U.遊技に関する情報収集に積極的であること。
V.イベント情報を含め、フットワークが軽く移動できること等。
→これがあれば、月10〜30万勝つことは可能だといえる。
台やお店、メーカーの傾向などの情報を収集することに専念できる人は、それだけ収益を上げる確率が高くなる。
→収益の安定性はないが、結果食う分位は稼ぐことが可能だという計算になる。
2.大数の法則に当てはめた場合のパチプロ
大数の法則→長いスパンでみれば、結果は必ずある確率に収束するものだ。
前回も説明したが、お客は遊戯し続けるとまず絶対といっていいほど負けるように出来ている。(人生の最終的な収支がマイナスになるということ)
⇒結論を言えば、「一時的にはある程度食える」ということになる。
Ex.一日にパチンコで使う金額を考える
アンケート結果によると→15,000〜18,000位に落ち着く。
【使った金額での心理の違い】
仮に1万円使ってしまった場合⇒1日がんばって働けば取り返せる⇒仕事へ
仮に5万円使ってしまった場合⇒5万は働いて返すのが難しい。⇒ギャンブルへ
→結果、ギャンブル依存症につながりやすくなる
―パチンコ業界では今、遊技料を安くする取り組みを開始
→1円パチンコ、5円スロ等。
遊戯をしたい方には好評だが、パチンコスロットで食っていきたい人は避ける。
<参考文献>
佐藤 仁『パチンコの経済学』東洋経済新報社2007年3月