2009年12月4日
セブン−イレブンの業務提携−ぴあ株式会社
106-007 赤羽 航
2009年12月1日、株式会社セブン&アイ・ホールディングスとぴあ株式会社が業務、資本提携することとなった。ぴあ株式会社が第三者割当による新株式を発行し、株式会社セブン&アイ・ホールディングス、株式会社セブン&アイ・ネットメディア、株式会社セブン−イレブン・ジャパンの3社が引き受ける。これにより、株式会社セブン&アイ・ホールディングスのぴあ株式会社に対する割合は20%となり、ぴあ株式会社はセブン&アイ・ホールディングスの持分法適用会社となる。12月18日に新株券が交付される見込みである。
業務提携の内容は次の3点である。
・チケット販売に関する提携
顧客や地域のライフスタイルに合わせた取り扱いチケットの拡大及び、セブン&アイ傘下でのチケット販売拠点の拡大
・関連ビジネスに関する提携
チケット販売だけでなく、映画の新作キャンペーンや各種イベントと連携した関連商品の企画・販売など
・会員ビジネスに関する提携
両者の会員組織基盤を活用したマーケティング、「nanaco」を通じたチケット決済の多様化・ポイント連携などの模索
なお、現在ぴあ株式会社はファミリーマート、サークルKサンクスにおいてチケットサービスを提供しているが、今回の業務・資本提携後も引き続き継続する模様である。
参考資料
セブン−イレブン・ジャパン http://www.sej.co.jp