2008125

コンビニエンスストアのPOSシステム(POSレジスター)

106007  赤羽 航

 コンビニエンスストアのPOSシステムは、主に次の3つで構成されている。

 

1 POSレジスター

 商品単位の集計機能を持ったレジスター。

2 ポータブルデータターミナル

簡易入力端末のこと。主に棚卸しなどに用いられている。コンビニエンスストアでは、検品端末、発注端末などの種類が使用されている。

3 オフィスコンピューター・オフィスサーバー

 バックヤードに設置され、POSレジスターやポータブルデータターミナルからの情報をまとめる。ストアコンピューターともいう。

 

 今回は、POSレジスターについてまとめる。POSレジスターは、商品についているバーコードをスキャナで読み取り、商品の品名や価格をディスプレイに表示し、レシートを発行する。その際、会計と同時に各種情報を記録する。これは、時間や客層、販売品目やその個数などである。この情報は、店内のオフィスコンピューターに送られる。各店舗は、そのデータを元に販売戦略を練る。

 POSレジスターは以下で構成されている。(開発会社により、呼称が異なる場合もある)

 

レジスタ本体      商品名称や販売実績を蓄積するデータベース機能を備える。

バーコードスキャナ   バーコードを読み取る。

レシートプリンタ    顧客に渡す、精算情報を記録した紙を印刷する。

ジャーナルプリンタ   

販売データの保管を目的に、レシートと同じ内容を記録、印刷する。近年は電子ジャーナルになったため、搭載されることは少ない。

キャッシュドロワ    売上金やつり銭を保管する簡易金庫。ドロワとはトレイのこと。

カスタマディスプレイ  顧客に合計金額を表示する。商品広告を兼ねている場合も。

タッチパネル      入力を行う。

 

参考資料

 

コンビニウォーカー  http://cvs.main.jp/

ウィキペディア    http://ja.wikipedia.org/wiki/