2008年12月5日
コンビニエンスストアのPOSシステム(POSレジスター)
106‐007 赤羽 航
コンビニエンスストアのPOSシステムは、主に次の3つで構成されている。
1 POSレジスター
商品単位の集計機能を持ったレジスター。
2 ポータブルデータターミナル
簡易入力端末のこと。主に棚卸しなどに用いられている。コンビニエンスストアでは、検品端末、発注端末などの種類が使用されている。
3 オフィスコンピューター・オフィスサーバー
バックヤードに設置され、POSレジスターやポータブルデータターミナルからの情報をまとめる。ストアコンピューターともいう。
今回は、POSレジスターについてまとめる。POSレジスターは、商品についているバーコードをスキャナで読み取り、商品の品名や価格をディスプレイに表示し、レシートを発行する。その際、会計と同時に各種情報を記録する。これは、時間や客層、販売品目やその個数などである。この情報は、店内のオフィスコンピューターに送られる。各店舗は、そのデータを元に販売戦略を練る。
POSレジスターは以下で構成されている。(開発会社により、呼称が異なる場合もある)
レジスタ本体 商品名称や販売実績を蓄積するデータベース機能を備える。
バーコードスキャナ バーコードを読み取る。
レシートプリンタ 顧客に渡す、精算情報を記録した紙を印刷する。
ジャーナルプリンタ
販売データの保管を目的に、レシートと同じ内容を記録、印刷する。近年は電子ジャーナルになったため、搭載されることは少ない。
キャッシュドロワ 売上金やつり銭を保管する簡易金庫。ドロワとはトレイのこと。
カスタマディスプレイ 顧客に合計金額を表示する。商品広告を兼ねている場合も。
タッチパネル 入力を行う。
参考資料
コンビニウォーカー http://cvs.main.jp/
ウィキペディア http://ja.wikipedia.org/wiki/