2008年10月24日
コンビニのレイアウト〜雑誌・書籍〜
106‐007 赤羽 航
コンビニエンスストアで、雑誌・書籍類を取り扱っている場合、大半の店舗は窓際に陳列している。こうしたレイアウトには、以下のような理由が考えられる。
まず、客の誘引効果である。これは、窓際で立ち読みする客が常時居ることで、店舗外から見て店内がにぎわっているように見え、他の客が入りやすくなるからである。また、夜間の防犯対策が挙げられる。夜間に、客が店舗内に居ることが外から見えることにより、強盗などが入りにくいとされている。ただし、これらの理由は窓際で、雑誌・書籍類を立ち読みする客が居ることが前提である。コンビニエンスストアの中には、立ち読みを禁止している店も少なく無い。
次に、雑誌・書籍の販促効果である。コンビニが出来た当初は、雑誌・書籍類の売上が伸びなかった。そこで、雑誌・書籍を窓際に配置したり、最新号をサンプル陳列することで客にアピールした。その結果、雑誌・書籍類の売上は徐々に伸びた。
雑誌・書籍類を窓際に陳列することは、日焼けなどのデメリットがある。しかし、そのデメリットを補うだけのメリットがあるといえるだろう。
参考資料
セブン・イレブンジャパン http://www.sej.co.jp/index.html
コンビニウォーカー http://cvs.main.jp/
ウィキペディア http://ja.wikipedia.org/wiki/