2008年6月20日
POSシステム
106−007 赤羽 航
POSシステムとは、販売時点情報管理(Point of sale)のことである。これは、物品販売の売上実績を単品単位で集計する手法で、1970年代からアメリカで導入された。POSシステムは、商品名や価格、数量、日時などの販売実績情報を収集するため、いつ、どの商品が、どんな価格で、いくつ売れたかを経営者側が把握しやすく、売れ行き動向を観察出来る点で優れている。POSシステムはコンビニエンスストアをはじめ、スーパーマーケット、外食産業、ガソリンスタンド、ドラッグストア、ホテルなどのチェーンストア等で導入されている。近年では、一般の商店に普及していることもある。
POSを利用する場合、商品へのマーキングが必要である。これにはバーコードを用いることが多い。バーコードを商品に付加する方法は2種類あり、商品の製造過程でバーコードを印字、もしくはシールなどを貼る「ソースマーキング」と、販売店舗にてバーコードを印字、もしくはシールなどを貼る「インストアマーキング」と呼ぶ。
POSは、導入対象とする業種、業態によって日本市場では大まかに3つに分類される。JANPOS(流通業向けPOS)、外食POS、SS(ガソリンスタンド)POSである。コンビニエンスストアでは、主にJANPOSが用いられている。JANPOSは、仕入れ、卸売りと販売実績を結びつけた在庫管理、発注管理の精度向上が図られている。
参考資料
販売時点情報管理(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/POS%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0