平成20926

            中村一郎について

105-370       中川 正隆

1.      中村一郎とは

『子どもにやらせたいゲームはこれ!』の著者である中村一郎は、1957年に東京で生まれた。私立城北高校を卒業し、私立武蔵工業大学・工学部建築学科を1982年に卒業した。その後、建築の設計施工業、フリーライター、及びテレビゲームの企画・シナリオライター業など、複数の草鞋を履いたまま現在に至っている。1994年から、非常勤講師として東京テクニカルカレッジ・ゲームソフト科で企画・シナリオの講座を担当している。また、公認の国内ラリーにて、ドライバー歴21年の実績がある。主の著書に『電脳遊戯事件簿〜さよならTVゲーム!』、『ファンタジーのつくり方』がある。

 

2.      著書の紹介

     『電脳遊戯事件簿〜さよならTVゲーム!』

この本は20014月に発行された。251ページで1890円。出版社は三交社。この本では、15年たらずで1兆円を超える巨大産業にまで発展したテレビゲームとはいったい何かを創世記からソフト制作に携わってきた著者が、テレビゲーム黎明期から「プレイステーション2」発売までを一区切りにデジタル断面を語っている。

 

     『ファンタジーのつくり方』

この本は200412月に発行された。196ページで1680円。出版社は彩流社。この本では、アニメ、コミック、映画、小説、ゲームなどのジャンルを横断し、時代の節目を反映してきたファンタジーの系譜を解明している。また、機械と心、オカルティズム、日本の闇などのテーマでファンタジーの世界を探っている。

 

3.      東京テクニカルカレッジ・ゲームソフト科

東京都国立市東1-15-5にある東京テクニカルカレッジにある学科の1つです。この学科での教育目標はゲームのプログラミングを通して、電車の指定席予約や銀行の基幹システム、商品流通のシステムなどのプログラミングができるようになることだ。また、プログラムを「知っている」ことではなく「使える」ことを目標としていて、プログラムを1つ制作したら、違う方法でプログラムを作成する教育を行っている。このようにして、1つのことでも複数の方法でプログラミングすることを学生に考えさせ、実践で「使える」技術を育てている。

 また、東京テクニカルカレッジ・ゲームソフト科には以下の特徴がある。

     プログラミングに特化した教育

     様々な環境でも動作するソフトの開発の学習

     誰が見てもわかり易いプログラミングの方法の学習

     ゲームを通してC言語のスペシャリストになる

     面白くも楽しくも無い授業は椅子取りゲームなどに置き換えて、わかり易く興味が持てるように工夫している

主な就職先は、潟Rナミデジタルエンタティメント、NTTデータネッツ、潟Iリコン、潟oンダイナムコゲームス、潟Vステムユー、潟Aスペクト、潟Zガ、ヤフー梶A且髏揩ナす。

 

 

参考URL

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専門学校・東京テクニカルカレッジ   http://www.k.tera-house.ac.jp/