平成20516

                        アーケードゲーム

                         105-370 中川 正隆

1.アーケードゲーム

 アーケードゲームは主にゲームセンターなどにあり、1プレイごとに料金を徴収するのが一般的である。機体に直接硬貨を投入する場合がほとんどだが、なかにはプリペイドカードや電子マネーを用いたり、事前にメダルを借りて、そのメダルを使用する場合もある。また、紙幣を投入できる機構を備えたゲーム機を製造及び設置することは違法となっている。

 

2.ビデオゲームとエレメカ

 アーケードゲームは、ビデオゲームとエメレカに分類される。エレメカとは、ルーレットなどのプライズゲーム、もぐら叩き、エアホッケー、クレーンゲーム、パンチングマシン、占いゲームなどを指す。

ビデオゲームが登場する以前のエレメカは、遊園地やデパート屋上のゲームコーナーの主役だった。その後、ビデオゲームの登場によりその地位を奪われてしまったが、クレーンゲームなど現役で稼動しているものも多数存在する。また、ビデオゲームが登場してからは、ブラウン管や液晶に得点や情報を表示するものも登場するようになった。そして、ビデオゲームとエレメカの境界線が次第になくなり、エレメカとビデオゲームの融合したものと言われる体感ゲームが現れるようになった。

 

3.アーケードゲームの現状

 ハードウェアの性能の向上で対戦型格闘ゲーム、シューティングゲーム、音楽ゲームなどの様々なジャンルのゲームが登場した。しかし

     携帯電話、カラオケ等の他の娯楽の台頭

     家庭用ゲーム機の性能向上、とりわけ「Wii」に代表される体感ゲーム機の躍進

     少子化等によう利用人口の減少

     パチンコなどに比較してプライズゲームの還元率が極端に低い

     カラオケやビリヤードと比較して時間当たりの遊戯料金が高い

といった要因によって、

ゲームセンターやアミューズメントパークが減少

           ↓

量産効果がなくなりゲーム機や基板の価格が高騰する 

            ↓             

             価格の高騰によって収益性が低下する

といった悪循環が生じている。

 最近では、カードゲーム筺体やインターネットを通じで他のゲームセンターとの対戦プレイや、スコアを競うようなゲームも現れており、それらは広義のオンラインゲームといわれている。

 

 

参考URL

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8