平成20年2月8日
2007年のゲームの売上
105-370
中川 正隆
1.ハードの売上比較
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ハード売上 (台数) |
ソフト売上 (本数) |
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2007 |
2006 |
2007 |
2006 |
ニンテンドーDS |
7,143,702 |
8,862,969 |
32,719,000 |
38,811,000 |
プレイステーションポータブル |
3,022,659 |
1,946,911 |
5,086,000 |
6,635,000 |
Wii |
3,629,361 |
989,118 |
10,193,000 |
1,929,000 |
プレイステーション3 |
1,206,347 |
466,716 |
2,184,000 |
462,000 |
Xbox360 |
257,814 |
208,617 |
1,152,000 |
925,000 |
プレイステーション2 |
816,419 |
1,547,866 |
9,499,000 |
24,382,000 |
表1:日本国内のハード機の売上
2006年、2007年ともに、据え置き機と携帯機の両方が任天堂の勝利となった。据え置き機に関しては、2006年に比べて「Wii」とそれ以外の差がさらにひらいているが、携帯機では「ニンテンドーDS」と「プレイステーションポータブル」の差が縮まっている。「プレイステーション2」はソフトの売上が、2006年と比べて激減している。ソフトの売上では、「ニンテンドーDS」、「プレイステーションポータブル」ともに減少している。
また、売上TOP100のソフトのうち41作品が任天堂(TOP10では8作品)となった。2007年度は任天堂の完全勝利となっている。
2.ファーストパーティーとサードパーティーの売上比較
上の表は、各ゲーム機のソフトの売上のファーストパーティーとサードパーティーの比率を表している(ファーストパーティーはゲーム機メーカー、サードパーティーはゲーム機メーカー以外のゲームソフトメーカー)。任天堂は、据え置き機、携帯機ともに半分以上がファーストパーティーとなっている。また、「プレイステーションポータブル」と「プレイステーション2」は、ほとんどがサードパーティーとなっている。サードパーティーが多いと、ユーザーの遊ぶゲームの選択肢が広がり、ゲーム機メーカーはロイヤリティが大量に手に入れることができる(ゲーム機だけでは利益にならない)。そのため、サードパーティーが少ないということは、ゲーム機メーカーにとって好ましくない状況だ。
参考URL
2007年難関ゲーム売上データー
http://homepage3.nifty.com/kaiduma/yso/column/2007ranking.html
俵屋本舗 http://www.eonet.ne.jp/~zennin/index.htm