平成2028

 

                      2007年のゲームの売上

105-370       中川 正隆

1.ハードの売上比較

 

ハード売上   (台数)

ソフト売上  (本数)

 

2007

2006

2007

2006

ニンテンドーDS

7,143,702

8,862,969

32,719,000

38,811,000

プレイステーションポータブル

3,022,659

1,946,911

5,086,000

6,635,000

Wii

3,629,361

989,118

10,193,000

1,929,000

プレイステーション3

  1,206,347

    466,716

2,184,000

462,000

Xbox360

257,814

208,617

1,152,000

925,000

プレイステーション2

816,419

1,547,866

9,499,000

24,382,000

             表1:日本国内のハード機の売上 

 

 2006年、2007年ともに、据え置き機と携帯機の両方が任天堂の勝利となった。据え置き機に関しては、2006年に比べて「Wii」とそれ以外の差がさらにひらいているが、携帯機では「ニンテンドーDS」と「プレイステーションポータブル」の差が縮まっている。「プレイステーション2」はソフトの売上が、2006年と比べて激減している。ソフトの売上では、「ニンテンドーDS」、「プレイステーションポータブル」ともに減少している。

 また、売上TOP100のソフトのうち41作品が任天堂(TOP10では8作品)となった。2007年度は任天堂の完全勝利となっている。

 

2.ファーストパーティーとサードパーティーの売上比較

 上の表は、各ゲーム機のソフトの売上のファーストパーティーとサードパーティーの比率を表している(ファーストパーティーはゲーム機メーカー、サードパーティーはゲーム機メーカー以外のゲームソフトメーカー)。任天堂は、据え置き機、携帯機ともに半分以上がファーストパーティーとなっている。また、「プレイステーションポータブル」と「プレイステーション2」は、ほとんどがサードパーティーとなっている。サードパーティーが多いと、ユーザーの遊ぶゲームの選択肢が広がり、ゲーム機メーカーはロイヤリティが大量に手に入れることができる(ゲーム機だけでは利益にならない)。そのため、サードパーティーが少ないということは、ゲーム機メーカーにとって好ましくない状況だ。

 

 

 

参考URL

2007年難関ゲーム売上データー

http://homepage3.nifty.com/kaiduma/yso/column/2007ranking.html

俵屋本舗           http://www.eonet.ne.jp/~zennin/index.htm