平成19年11月30日
パソコンゲーム
105-370
中川 正隆
1.
パソコンゲームについて
パソコンゲームは、パソコンならではの高い拡張性、大容量メモリ、質の高いサウンド、高機能グラフィックス、インターネット接続によるデータ更新性を生かし、映像・サービス・ネットワークサービスの面で家庭用ゲーム機では難しい高画質・高音質・高度なサービスを実現しています。また、パソコンゲームは、長所がCG技術と認識されており、RPGやSLGが強いと言えます。パソコンゲーム市場は、3Dグラフィック等の高い技術をもつ海外のゲームと2Dを主体としたアダルトゲームの2極化した状態にあります。
2.
パソコンゲームの魅力
・自由な制作と配布・頒布
パソコンゲームは開発するうえで、家庭用ゲーム機のように特殊なソフトウェアや開発機材、大規模な開発環境が必要なく、またゲーム機メーカーによる流通の制限もないです。そのため、プロミラミング言語さえ習得すれば、誰でも自由に作成し配布・頒布・販売することができます。
・
さまざまなゲーム規模
近年、コンシューマーゲームで複雑化・大作化が進んでいるため、プレイ時間が長時間化する傾向にあります。そのため、気軽に楽しみたい人の需要にこたえることができません。しかし、パソコンゲームでは、単純でプレイ時間が数分のゲームから長時間プレイできるものまでそろっているので、さまざまなニーズに答えることができます。
・
ゲームの更新・拡張
パソコンゲームでは、インターネットを利用した、不具合やバランス修正などをリリース後もすることもできます。また、中には一般のユーザーがMODと呼ばれるゲームの拡張・修正をおこなえるものもあります(例、『ハーフライフ』、『カウンターストライク』)。
3.
パソコンゲーム市場
パソコンゲームはインターネットの普及により、一般人に認知されるようになり売上が良くなりました。また、パソコンゲームでは低価格化が進んでおり、1980円均一があります。
パソコンゲームはコンシューマーゲームと比べて開発費が安いため、価格も廉価で、制作のローテーションが速くタイトル数も多いです。また、パソコンゲーム市場は、資本力の弱い小さな制作会社やフリーランスでゲーム制作する人々にとって、小回りの利くいちばん活躍しやすい場所です。設立したての制作プロダクションが、パソコンゲームを開発して資金をため、その後、コンシューマーに進出するというのは、最も典型的なパターンです。エニックスと合併したスクウェアもパソコンゲームで成功してから、コンシューマーに進出しました。
参考文献
石川峰雄(2000)『エンタテイメント2002年版業界就職Eゲーム』DAI-X出版
滝田誠一郎(2000)『ゲーム大国ニッポン 神々の興亡』青春出版社
参考URL
[パソコンゲーム>ジャンル]1ページ
http://www.iroirox.com/index.php?mode=dir&path=63/01/&page=1
Point s60
http://www1.odn.ne.jp/~aam83580/index.htm
PCゲーム専用パソコンの選び方 http://pcinformation.info/specialpcforgame.html
Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8