平成19525

                  キャラクターゲーム

105-370       中川 正隆

1.キャラクターゲームとは

狭義………漫画・アニメ等のキャラクターを採用したゲーム

 

広義………ゲーム開発側が独自に用意したキャラクターを押し出す形で展開するゲーム

 

狭義のキャラクターゲームの場合は、著作権の関係で著作者に版権収めることになります。基本的に版権を払えばどのゲーム会社でも出せますが、手塚治虫作品はセガ、ガンダムシリーズはバンダイしか出せません。

 欧米では、ウォルトディズニー等の定番キャラクターやスーパーマン、バットマン、スパイダーマン等のアメリカン・コミックのヒーローが出るゲームが人気があり、日本ではシーズンごとに公開されているアニメで大きなブームを起こしたり、幾シーズンにも放送された番組をゲーム化する傾向にあります。

 

2.評価

 狭義のキャラクターゲームの場合、基本的に市場価値のある期間が存在し、その期間内に発売しなければ売り上げをのばすことができないため、開発期間十分にかけることができません。そのため、完成度は低く遊ぶ価値は無いと評価されるゲームが多々あります。一般的に、あくまで人気のアニメや漫画の関連商品として発売されて、元作品の人気のおかげである程度の売り上げが見込める程度です。

 

3.キャラクターゲームを作る時の注意点

 元作品のキャラクターには深い思い入れをもったファンが多数いるため、ゲームと元作品の間で、ギャップが存在することは致命的になります。対策として以下の方法が採られます。

     元作品の外伝的の作品とする

     脇役のキャラクターを主人公とし、その主観視点という形で元作品とのギャップを埋める

 

また、この問題には開発側と消費者のキャラクターの扱い方の違いも存在します。その問題を解決するために、すべてのキャラクターを同列に扱える対戦格闘ゲームで発売します。その際、漫画などでは掲載雑誌上で定期的に行われる人気投票の結果を参考にします。また、広大な世界観を持つキャラクターゲームの場合は、元作品のリサーチをしっかり行う必要があります。

 

 

 

 

参考URL

Wikipedia    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8