平成19年4月27日
ゲーム機の歴史V
105-370
中川正隆
1.
ポストファミコン
1987年にNECホームエレクトロニクスから「PCエンジン」、1988年にセガから「メガドライブ」、1990年に任天堂から「スーパーファミコン」(25,000円、国内1717万、国外2000万台)がポストファミコンの座を狙い発売
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「PCエンジン」と「メガドライブ」→マニア向け、「スーパーファミコン」→大衆向け
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この違いのため、「スーパーファミコン」が他のゲーム機より多く売り上げる
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出遅れたにもかかわらず、「スーパーファミコン」がポストファミコンの座に…..
1994年にソニーから「プレイステーション」(39,800円、世界1億台以上)、セガから「セガサターン」(44,800円、国内580万台、国外296万台)が発売される(両者ともソフトがカセットではなくCD-ROM)。「スーパーファミコン」、「プレイステーション」、「セガサターン」の3強時代に……
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当初は、「プレイステーション」、「セガサターン」は値段が高いため売れず、「スーパーファミコン」が優勢
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1996年、人気ソフトの廉価版を「プレイステーション」用に安値で販売
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マニアではない一般的ファンを開拓
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「プレイステーション」の勝利
両者の共通点………マニアではなく、一般人を意識。
2プレイステーション2の誕生
2000年に「プレイステーション2」が発売。この時から、オンライン機能がつき始める。また、ゲームの大作主義が進み、開発費が高騰してくる。
「プレイステーション2」の特徴
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売り上げ台数世界一のゲーム機(世界1億1145台以上)
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DVD-ROM
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DVD-video再生機能→「プレイステーション2」の39.800円という値段はDVDプレイヤーとしては、破格の安値であった。その結果、DVDプレイヤーの低価格化の火付け役となった。
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オンライン機能
3.2つの携帯ゲーム機
2004年12月2日に任天堂から「ニンテンドーDS」、同年12月12日にソニーから「プレイステーション・ポータブル」が発売。
「ニンテンドーDS」(国内1,602万台、米国1,174万台、世界4,029台)
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2画面タッチスクリーンによるタッチスクリーンによる新しい操作性→今までゲームに興味をもってなかった人やゲームに飽きた人まで巻き込み社会現象へ
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オンライン機能(ニンテンドーWi-Fiコネクション購入)
「プレイステーション・ポータブル」(20,790円、国内500万台以上)
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性能は「ニンテンドーDS」より上
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3D画面
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オンライン機能(ver.2.0以降)
4.新たな次世代機
2005年12月10日にマイクロソフトから「Xbox360」、2006年11月11日にソニーから「プレイステーション3」、同年12月2日に任天堂から「Wii」が発売。3つすべてにオンライン機能あり。
「Xbox360」(20,790円、世界1040万台以上)
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HD
DVD
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オンラインに強い
「プレイステーション3」(20GB
49,980円、60GB 59,980円、世界81万台以上)
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Blu-ray Disc
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AV機器並みの機能や品質をデジタルの領域で発揮
「Wii」(32,980円、世界200万台以上)
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コントローラーを動かし操作する新しい操作性
参考文献
長尾剛(1999)『テレビゲーム風雲録』文藝春秋
参考URL
Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8
PS3 onPS3
– プレイステーション3 http://ps3.txt-nifty.com/ps3n/