平成19年4月20日
ゲーム機の歴史U
105-370 中川正隆
1. 日本初のテレビゲーム
1975年、日本初のテレビゲームである『テレビテニス』がエポック社から発売
『テレビテニス』………2人のプレイヤーがパドルを使い互いに打ち合うゲーム
売り上げ台数は5000台(1975年5月から1976年11月)
2.カードリッジ差し替えゲーム機の誕生
1970年後半、カードリッジ差し替え式ゲーム機が誕生(例として東芝の「ビジコン」、バンダイの「スーパービジョン」、アタリの「ビデオコンピュータシステム」)。
↓しかし
値段が高すぎたため売れず……
1981年にまたカードリッジ差し替え式ゲーム機が発売されました。それは、「カセットビジョン」です。今回は、
・
13500円という低価格
・
同時発売されたソフトが人vsコンピュータというインベーダー以降のゲームソフトのヒット要素を持っていた
という長所があったためヒットしました。
3.ファミリーコンピュータの誕生
1983年、任天堂の「ファミリーコンピュータ」を含め多数のゲーム機が発売。
↓
「ファミリーコンピュータ」が1年で130万台も売れて、1人勝ち。その後、デパートのテレビゲームコーナーがファミコンコーナーへ……
「ファミリーコンピュータ」が1人勝ちしたのは以下の長所があったからです
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当時の発売されているあらゆる機種を凌駕する美しいグラフィック
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人気ゲームの高い移植度
・
本体14800円、カセット3800円という安さ
4.ゲームボーイの誕生
1989年、世界初のカードリッジ差し替え式の携帯ゲーム機である「ゲームボーイ」が任天堂から発売。
「ゲームボーイ」は、当時のゲーム機に対する期待に反するもので以下の特徴がありました。
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画像の粗さ
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モノクロの四階調
・
バックライト機能がない
しかし、これらは一般のゲームファンの携帯ゲーム機の電池に長持ちしてもらいたいという必要性にせまられた希望にこたえるためにわざとしたことです。
↓
その結果、世界的ヒットに…..
参考文献
小島郁夫(1994)『風雲ゲーム業界戦国時代』オーエス出版
桝山寛(2001)『テレビゲーム文化論』講談社
長尾剛(1999)『テレビゲーム風雲録』文藝春秋
参考URL
CLASSIC VIDEOGAME STATION ODYSSEY http://www.ne.jp/asahi/cvs/odyssey/