自傷行為(リストカット)について
◎自傷行為とは
・ 自らの身体を意識的・無意識的に拘らず傷つける事。死に至ることがなく、社会的に認められない、身体を害する行為。日本ではリストカットが有名である。
・ リストカットはほとんどの場合、過食や拒食、非行、万引き、アルコールや薬物の乱用、リストカット以外の自傷や自殺企図などを伴う。そして本人は多くの場合、抑うつ気分、厭世観、希望のなさ、周囲や社会への失望や怒りなどを感じているという。また、リストカットは精神的な病気(PTSD、境界性人格障害、摂食障害など)と共に生じることもあれば、そうでないこともある。
◎自傷の原因・動機
・ 悲しみや怒り、孤独感や劣等感などの感情により衝動を抑えきれない状態に陥った時、または呼吸困難、頭痛、吐き気など精神的ストレスによる症状が同時に襲ってきた時、それを抑えるために自らを傷つけてしまうと一般的にはいわれている。
・ なぜリストカットをするのかは人によって全く異なる。
(ex 現実感を取り戻そうとして⇔現実から離れるため、他の人に自分の辛さをわかって欲しい⇔自分だけの秘密を持つため など)
<直接的動機>
・ 周囲の目や気を引こうとして
・ 儀式として
・ 自己を認識するための手段
・ 痛みによって助けを求めるための手段
・ 攻撃対象を自分に向ける現実逃避の手段
・ 自分を他人にする手段
・ 自分自身の存在をなくする手段
◎自傷(リストカット)をする人の特徴
・ 10代〜20代の若者の未婚の女性(に多い)
・
些細な失意体験で起こり、きっかけのほとんどが対人葛藤である。
・
手首の内側の表皮を切る
・ 習慣化する傾向があり、頻繁になるが、自殺までいかない
・ 臨床診断は、神経症、摂食障害、薬物依存、うつ、精神分裂、協会列など(人格障害)
・ 抑うつ状態
・ 引きこもり、不登校、混乱と不安、接触異状、性的逸脱行動、薬物乱用万引き、などを随伴
・ 事故居合い的で未熟な性格で、情緒不安定。
・ 安易に攻撃性をあらわにする傾向
・ 自我の脆弱性(不安医耐える力の欠如、衝動制御の弱さ、消化能力の欠如など)
・ 情緒表現の乏しさ
・ 対人関係での孤立傾向
・ 過去に見捨てられた経験、東京拒否、暴力などが見られる。
・ 幼少期から母親との関係が不安定
・ 厳しくて支配的な母親と無力で影の薄い父親という家族的特徴(←??)
◎自傷と関連があるとされるもの??
・ 家族−親(経済、仕事、慢性病、感情障害、アルコール依存症、薬物乱用、不和、離婚、死別 など)
・ 虐待
・ 近親姦・性的虐待
・ 性意識
★メンヘラ系ネットアイドル 「南条あや」
(1980年8月13日―1999年3月30日)本名:鈴木純???
幼い頃に両親が離婚、母親は再婚し、イタリアンレストランを経営する父親に引き取られ、父子二人だけの環境で育つ。小学校を卒業するまでにいじめ、不登校を経験。高校時代に精神科の閉鎖病棟へ1998年7月27日から1998年10月2日まで入院する。小学校の同級生からのいじめから逃れるために、地元の中学校へは行かず、受験で私立中学校に進学したが、そこでもいじめを受けた。やがて中学1年の頃からはリストカットをするようになり、晩年まで慢性化していた。没後10年近くになるが、今でも彼女と同じ様な悩みを抱える若者たちのカリスマ像である。
著書:「卒業式まで死にません」
参考URL
カウンセリングオフィス:クローバーリーフ(http://www.heartcompany.co.jp/)
Wikipedia 南条あや(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E6%9D%A1%E3%81%82%E3%82%84)
自傷行為
(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%82%B7%E8%A1%8C%E7%82%BA#.E8.87.AA.E5.82.B7.E8.A1.8C.E7.82.BA.E3.81.AE.E8.A6.81.E5.9B.A0)