いろいろな癒しA

 

◎色による癒し(色彩療法・カラーセラピー)

@色と人体の関係

目から入った光は視覚のためだけでなく、脳の視床下部にある生命時計に届く。この視床下部は、神経系、内分泌系を統制する。神経系・内分泌系はともに人の精神状態と大きく関係するので、色の違い(光の波長の違い)によって、さまざまな変化をもたらすという。

 

A色による効果

気持ちが前向きになる。

アドレナリンの分泌が盛んになる。

暖かく感じる。

食欲を増進させる。

時間経過を早く感じさせる

 

催眠効果がある。

想像力を促進する。

オレンジ

食欲を増進する。

陽気な気分になる。

やさしさや解放感を与える。

 

ピンク

やさしい気持ちになる。

緊張をやわらげる。

若く見せる。

 

集中力を発揮させる。

記憶力を高める。

注意をうながす。

気分が明るくなる。

消化器系に効果がある。

 

清潔な印象にする。

実際より軽く感じる。

疲れをいやす。

鎮静作用、緊張緩和などリラックスの作用がある。

穏やかな気持ちになる。

目の疲れに効果的。

 

気持ちを引き締める。

暗い気持ちになる。

実際より重く感じる。

集中力を高める。

血圧を下げる。

食欲を減退させる

 

グレー

上品で安心させる。

平凡で控えめな印象になる。

 

※ ピンクの刑務所・・・アメリカの刑務所で、ピンク色に塗られた独房が監獄や少年院、そのほかの更正施設で使われたところ、それまで体罰や鎮静剤でしか鎮めることができなかった収監者たちから暴力的・攻撃的行為の発生が激減。これは、ピンクには心理的・身体的に効果を発揮して、いらだった神経を数分で鎮めることができる力があるからだという。病院や歯科医院でナースの制服がピンク色なのも、同じような効果があるからだという。

※ テキサス大学の研究では・・・赤い光をみると、他の色の光に比べて活力が13.5%増し、腕の筋肉の電気的な活動も5.8%増す。つまり、赤い光を短時間見ると運動選手の瞬発力が高まり、一方青い光を見ると持久力が高まるらしい。

※ ロバート・ジェラードの研究では・・・24人の成人男子の前に同じ明るさの青色、赤色、白色の光を投じたところ、赤い光の時には血圧、呼吸の動き、まばたきなどが増加。青や白では減少した。また、被験者の感じ方は、赤は緊張や興奮が高まり、青はくつろぎ感を増し、不安や敵意を和らげることが分かった。

 

B光線療法

光線療法とは、身体の悪い部分に光を当てて病気を治す方法である。東洋医学の治療所などで使われることがある。

 

Cオーラソーマ

   薬剤師かつリフレクソロジーの治療師だったイギリス人ヴィッキー・ウォールによって生み出された色彩療法の一種。上下2層に分かれた106本のカラーボトルの中から直感で4本を選び、選んだ色からその人の心身や魂の状態を見極め、今その人に必要な色を提案するカラーセラピー。(もしかしたら今は107本かもしれません。)

カラーボトルの正式名称は「イクイリブリアムボトル」。人間界(色彩)・植物界・鉱物界の3つの要素を持っている。

 

 

 

 

 

 

 

参考URL

healthクリニック(http://www2.health.ne.jp/

京都塗料商業協同組合(http://www.kyoto-paint.com/)