うつ病とサプリメント

 

  脳内の神経伝達物質のバランスが崩れて起こるものがうつ病である。この状態をサプリメントの力を借りて、栄養を摂取し正常な量とバランスに戻すことによって、気分を楽にし、「治そうとする自分」を作り出して、うつ病を治そうとする方法があるという。

 

 

【必要なサプリメント】

 ※必須なもの

         プロテイン

タンパク質(アミノ酸)の粉末。体内でセロトニンやノルアドレナリン、脳細胞そのものの材料となる。

 

         ビタミン・ミネラル総合剤

  体の様々な代謝を正常に戻す。アミノ酸をセロトニンやノルアドレナリンに加工する時にビタミンとミネラルが使われるので、その補充のため。

 

         必須脂肪酸のうちαリノレン酸

必須脂肪酸とは脂肪のことで、オメガ3(αリノレン酸)とオメガ6(リノール酸)がある。人間の脳は6割が脂肪でできている。特にオメガ3はうつ病に限らず精神の働きに必要。

 

         ホスファチジルセリン

  大豆抽出物。ストレス軽減剤。コルチゾール濃度を下げて脳の血流を回復させ、思考をすっきりさせるとともに脳細胞を死滅から守る。

 

         ギンコ

イチョウの葉のエキス。脳の血流を回復させ、思考力を取り戻す。脳細胞の再生を促すためにも使う。

 

         ガム

  2〜3個。セロトニンの生成能力を上げるために使う。食後に噛む。

 

 

 ※必ずしも必須ではないもの

         リローラ

  ハーブ。ストレス軽減剤。気分が明るくなるのを助けてくれる。

 

         アセチルカルニチン

  アミノ酸の一種。これがある場合に脳はより早く再生。しかし、再生そのものを行うのではなく、あくまで補助。

 

 

これらを朝、昼、夜、に体調に合わせて調整しつつ、決められた量を毎日摂取、という治療方法。かかる費用は一ヶ月で約1万円から2万円くらいと思われる。

ちなみに、このサプリメントによる方法は、ストレス性のうつ病を想定しており、心因性のうつ病には対応できない。また、内臓に負担がかかるので、体調に合わせてサプリメントを調整する必要がある。

 

 

 

◎この方法は、大学で工業化学(薬品の特性や反応方法など)を学んだ、元うつ病患者である人物が考え出したもの。サイトには実際にこの方法を試して症状が良くなった、改善された、との報告もある。

 

 

 

 

参考・引用URL

うつ病ドリル (http://server343.dyndns.org/utu/)