うつ病の実態
◆うつ病患者の増加
・うつ病を含む気分障害の治療を受けている患者数
1984年 ・・・10万人弱
1994年 ・・・20万人強
1998年 ・・・430,000人
1999年 ・・・441,000 人
2002年 ・・・711,000 人 (「厚生労働統計一覧」より)
※しかし、受診者数が増えたからといってうつ病が増えたと結論づけることは出来ない。
うつ病などに対する理解が深まり、精神科を比較的気楽に受診できるようになったという社会状況の変化とも考えられる。
1 日に全国で通院されているうつ病患者数は・・・21,600 人
入院患者数・・・ 11,900 人
合計 33,500 人 (1999年 厚生労働省調べ)
推定では330~600万人もの人がうつ病に苦しんでいるともいわれる。
◆うつ病増加のリスクファクター
・病前性格
・長時間のコンピューター作業に従事する層の増加
・高齢者の増加
➡今後ますます社会問題化してゆくと考えられる。