2006/06/23
色について@
104‐510 山口和嘉子
☆ 人はじつに1000万色を識別する能力をもつ
1.色彩として知覚するもの
@ 色光
A 色材(物体色)
・基本となる3原色
イエロー シアン マゼンタ 赤 緑 青紫 @ 色光
(加法混色)
例.舞台照明
TVのカラー受信機
(減法混色)
例.印刷物(絵本)やペイントの混色
→生活の中の様々な色は、色光と色材の三原色、つまり六原色と白と黒の混色によって
すべて作ることができる。
2.絵画の3つの見せ方(色彩調和論)
@ 消去−同一 (対象となる色彩を背景に溶け込ませる手法)
→存在感の同化
A 融和−類似 (背景と対象との間に違和感がないように馴染ませる手法)
B 強調−対比 (背景と対比的に対象の色彩を際立たせる手法)
→全体的に変化やアクセントを与えていく
☆ 配色美を創り出すために大切なもの
「色彩に対する興味と感動」
参考文献
尾登誠一(2004) 『色彩楽のすすめ』p2〜63/p68〜70