2006.5.19

3歳児の発達と絵本

104-510 山口和嘉子

0歳〜3歳までの子どもの脳は成長のまっさかり!

人間の脳の重さ

45歳:大人の脳の約80

78歳:      90

     脳は刺激に対して反応し、神経細胞にシナプスを発芽させるが、このシナプスは使われないと弱ってしまう。 

           ↓

脳が柔軟な3歳までに「良い刺激」を与えることが大事

     食育、遊び、スキンシップ、話しかけること

 

1.成長

@     2つの動作を1つにまとめ上げられるようになる

Ex.両方の足で片足ケンケン。右手をグー、左手をパーにして手遊び。

A     自分以外にも自我があることを知る

→他人の気持ちを理解できるようになる

B     言葉を使って考えられるようになる

→とてもおしゃべりになる

 

2.どんな絵本を選べばよいか?

@     ハラハラ、ドキドキするようなお話

Ex.昔話(ももたろう、おおきなかぶ…)、はじめてのおつかい1

A     幼稚園、保育所のお話?

 

3.読み聞かせのポイント

☆大げさな読み方は卒業。静かな声で、語るように読み聞かせることを始める。

 

※1はじめてのおつかい
(筒井頼子作 林明子絵 福音館書店)1977

      高山智津子、徳永満理(2004

『絵本でひろがる子どものえがお−発達に沿った年齢別読み聞かせ』p 6470

http://www.kids-f.jp/ 絵本の広場