2006.5.26

4歳児の発達と絵本

104-510 山口和嘉子

1.成長

@協応動作がたくみになる

→直線だけでなく、曲線も切れるようになったり、折り紙をしたり…

→あそびの種類も広がる

A話し言葉の一応の完成期を迎える

 日常会話に必要な言葉を1,800語から2,000語ほど獲得

→とてもおしゃべりになる

→言葉あそびを喜ぶようになる

B想像力の発達

→未知の世界、不思議な世界に対する憧れ

 

2.どんな絵本を選べば良いか?

☆色々なジャンルの絵本に出会わせることが大事

@言葉遊びの絵本

Aファンタジー、昔話、冒険ものなど、現実から離れた物語絵本

 

3.読み聞かせのポイント

☆絵をしっかりと見せる

→“言葉を補う”という絵の役割、または逆の役割を理解できるようになる

 

     絵本を題材に“ごっこあそび”を取り入れてみる

    2歳過ぎ〜:なりたいものになるだけ

    4歳くらい〜:役決めができるようになる

4歳児…ヒーローやヒロインなど、かっこいいものに対して憧れが強くなる時期

最初は役の取り合い

交代ができるようになる ⇒“協力”を学ぶ

 

参考文献

      高山智津子、徳永満理(2004

『絵本でひろがる子どものえがお−発達に沿った年齢別読み聞かせ』p 728