2007/07/06
赤ちゃんポストD−各国の設置状況2−
104-510 山口和嘉子
インド
初設置:1994年にタミル・ナードゥ州
設置者:タミル・ナードゥ州の指導者 J.Jayalalithaa
・ ポストに置かれる赤ちゃんはゆりかご赤ちゃん (Thottil Kuzhanthai) と呼ばれ、国によって育てられ、また無料の教育が提供されている。
南アフリカ
初設置:2000年8月にヨハネスブルグの教会堂
設置者:「壁の穴」 (hole in the wall)
・ 2004年6月までに、30名の赤ちゃんを保護。
パキスタン
・Edhi財団が全国約250箇所に Jhoola と呼ばれる赤ちゃんを保護するサービスを提供。
・Jhoola とはブリキ製のぶら下げ型ゆりかごで、中にはマットが敷いてある。親は匿名でEdhi財団のセンターの外から赤ちゃんを置くことができ、ベルを使って知らせる。またスタッフが1時間ごとにゆりかごを確認する。
フィリピン
・マニラのサンジョーズ病院 (Hospicio de San Jose) では回転式ゆりかご (turning cradle) を設けている。
ゆりかごには「ここで赤ん坊を受け取ります」と書かれている。
アメリカ
・赤ちゃんポストなるようなものはまだ設置されていないが、テキサスで1999年9月1日に「安全天国の法案」 (safe haven
law) が実施され、その後47の州が同じく実施。
この法案は親が合法的にまた匿名で自分の新生児(生後72時間以内)を放棄し、病院や消防署などの「安全天国」の場所に届けることを許可している。
参考URL
http://postbaby.sblo.jp/article/3945889.html 赤ちゃんポスト、各国の設置状況