2007/06/08
男性の育児休暇
104-510 山口和嘉子
○少子化 歯止めかからず(資料1参照)
・総務省まとめ(2007年4月1日現在)
・15歳未満の子どもの数・・・1982年から26年連続で減少
・総人口に占める子ども(15歳未満)の割合・・・過去最低の13.6%
33年連続で減少
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○政府:少子化対策「ワークライフバランス(仕事と家庭生活の調和)」
ワークライフバランスとは・・・
仕事と生活を調和させることで、働く人が仕事上の責任と、仕事以外の生活でやりたいことや、やらなければならないことの両者を無理なく実現できる状態のこと
企業の施策は・・・
・フレックスタイム制の導入 ・短時間正社員制度の導入
・在宅勤務制度の導入 ・男性の育児休暇取得
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○男性の育児休暇の現状(資料2参照)
・労働政策研究・研修機構の調査
・男性が育児休暇を申し出た際の管理職の反応
積極的に賛成・・2割⇔17%が慰留
過半数が取得を「渋々認める」
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多くの職場で「無言の圧力」「上司の壁」
育児休業や短時間勤務制度などの支援に取り組んだ結果、ほぼ9割の企業が女性社員の勤労意欲や定着率の向上といった効果を得ている。それでも管理職は、支援制度導入の理由に「法で定められているから」などを挙げ、ワークライフバランスの考え方自体に共鳴しているわけではない。
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「男は家庭より仕事」などの本音が根強いのが現実
参考:2007年3月26日 上毛新聞
2007年5月5日 上毛新聞