平成19年9月21日
「アフリカ諸国の教育水準」
森奈津子
Tアフリカにおける教育の発展
・ 就学人口急増と学校施設の不足
政府の努力と人口増加のため、就学率は増加→学校施設の不足、教師の質の低さ
多くの国で高等教育に突出した額をつぎ込む
→歪んだ質的構造の形成
・ アフリカ諸国の教育制度
初等教育はほとんどの国で義務教育またはそれに準ずるもの
初等教育の入学年齢は6歳または7歳が一般的
就学年数は4年〜10年までさまざま
小学校入学以前に多くの国で3年前後の幼児教育が実施されている
U女性の低い教育水準
・ 女性の低い識字率
世界の非識字者の75%は女性で、この大部分はサブサハラアフリカの女性
・ 主要国の教育水準
女性の就学年数は男性のおよそ半分
男子就学率を100とする女子就学率は、初等教育82、中等教育65
・ 教育は開発の優先事項
女性の教育水準の向上→晩婚化、出生率の低下、子供の生存率の上昇に寄与する
→女性の教育向上を優先的に行うべき
参考文献
早瀬保子 1999年 「アフリカの人口と開発」 アジア経済研究所