平成19921

「アフリカ諸国の教育水準」

森奈津子

 

Tアフリカにおける教育の発展

     就学人口急増と学校施設の不足

政府の努力と人口増加のため、就学率は増加→学校施設の不足、教師の質の低さ

 

多くの国で高等教育に突出した額をつぎ込む

→歪んだ質的構造の形成

 

     アフリカ諸国の教育制度

初等教育はほとんどの国で義務教育またはそれに準ずるもの

初等教育の入学年齢は6歳または7歳が一般的

就学年数は4年〜10年までさまざま

小学校入学以前に多くの国で3年前後の幼児教育が実施されている

 

U女性の低い教育水準

     女性の低い識字率

世界の非識字者の75%は女性で、この大部分はサブサハラアフリカの女性

 

     主要国の教育水準

女性の就学年数は男性のおよそ半分

男子就学率を100とする女子就学率は、初等教育82、中等教育65

 

     教育は開発の優先事項

女性の教育水準の向上→晩婚化、出生率の低下、子供の生存率の上昇に寄与する

          →女性の教育向上を優先的に行うべき

 

 

 

 

 

 

参考文献

早瀬保子 1999年 「アフリカの人口と開発」 アジア経済研究所